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西須磨にある華族・財界人の別荘 神戸迎賓館須磨離宮 旧西尾邸

皆さんは、華やかな明治の名残を残す建物が西須磨にあることをご存知でしょうか?

源氏物語源平合戦の舞台になった須磨の地は、明治30年頃、自然の美しさや温暖な土地を愛した華族や財界人によって、多くの美しい別荘が建てられ始め、鉄道の開通もあり、西須磨は多くの華やかな建築物で賑わいました。
しかし、第二次世界大戦以降、建築されることはほぼ無くなり、阪神淡路大震災により倒壊した家もあり、現代に残る当時の別荘は数少なくなっています。

神戸迎賓館(旧西尾邸)
その中でも、今回皆さんにご紹介したいのが神戸迎賓館(旧西尾邸)です。
平成13年2月に、洋館として始めて「神戸指定有形文化財」に認定された当時の面影を現在も色濃く残している建物です。


迎賓館として建てられた西尾邸は現在、レストラン ル・アン「鸞」としてできるだけ当時の造形を残し、補修、整備され、当時の建築を楽しみにながらちょっと贅沢なランチを楽しめる場所として一般公開されています。

また、ハウスウェディングできる場所としても有名です。

当時の華やかさや様式を楽しみながら少し豪華な食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?